2019年度産米の準備始まる

 鶴岡市櫛引地区にある当JAの水稲育苗センターでは3月11日から、水稲栽培の準備作業が始まった。温湯消毒した催芽種子は農家へ向け、2018年度より約26㌧増の約220㌧の供給を見込んでいる。

 催芽種子とは、種子を播く前にあらかじめ人為的に発芽させた種子のことである。催芽をすると発芽までの時間が短縮され、発芽までの間に病害虫などを避けることができる。また、雑草よりも早く生育するので、雑草害も防げる利点がある。同施設では、60℃の湯で10分間消毒した後に冷水に浸す、温湯消毒処理から催芽までを行っている。

 苗づくりの作業が軽減され、安定した苗の生育が期待できることから年々需要が高まり、同施設を利用する農家も増加している。19年度は約1200軒の農家から申し込みを受けている。「はえぬき」を中心に、「つや姫」や「雪若丸」などの計25品種を取り扱う。種子の供給は4月3日から22日まで続く。

 担当する当JAの池田直史米穀指導員は「農家の方々に品質良好な種子を供給し、19年度産米の高品質・安定生産につなげたい」と力強く語った。

 

写真=温湯消毒処理をする作業員

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