月山ワイン/今年産仕込み作業が最盛

営 農

 鶴岡市朝日地域にあるJA庄内たがわ月山ワイン山ぶどう研究所で、月山ワインの原料となるブドウの仕込み作業が9月10日からスタートした。2020年産のブドウは高品質に仕上がっており、醸造を担う職員らは芳醇で味わい深いワイン造りに期待が高まっている。
 月山ワインは、同地域で収穫されるブドウ品種「山ブドウ」を中心に「セイベル」「ヤマ・ソービニオン」「甲州」などが原料。同研究所では最新鋭のタンクと冷却機を導入しており、ワインの種類によって温度管理をきめ細やかに行いながらワイン造りに努めている。また、発酵温度を低温で一定に保つことで、まろやかでコクのあるワインの製造につながっている。
 この日は、品種「セイベル」約8㌧を処理。職員がコンテナに入ったブドウを破砕機のベルトコンベアに乗せ、茎を取り除き、果実の搾汁作業を行った。
 2020年産は、昼夜の寒暖差により高糖度に仕上がっていると共に、徹底した栽培管理で十分な着果数を確保している。
 同研究所の阿部豊和所長は「7月の豪雨被害に負けず、2020年産ワインを待ち望んでいる消費者の方々に高品質な月山ワインをお届けしたい」と意気込みを述べた。
 2020年は、年間で170㌧のブドウを仕込み、720㍉㍑ボトルで12万本の醸造を見込んでいる。仕込み作業は、セイベルからヤマ・ソービニオン、甲州、山ブドウへと移り変わり、11月上旬頃まで続く。

関連記事

SiteLock