田植え配信で他組合と交流

営 農

 広大な庄内平野で生産される「庄内米」の魅力を発信しようと、生活協同組合パルシステム埼玉の職員が5月20日、山形県庄内地方を訪れ、産直ネットワークメンバー(パルシステム消費者交流事業の受け入れ組織)であるJA職員らの田植えの様子を取材した。翌日21日には、同組合員向けにインターネットへ配信された。
 この取り組みは、毎年同組合員と交流しながら田植えを行ってきたが、2021年度はコロナ禍の対応としてインターネット配信を実施。20日は、地元生産者とJA職員ら約30人が参加し、産直ネットワーク代表の菅原誠さんが植え付け方法を指導した。
 菅原さんは、明治時代から使用されていた「回転式六角田植枠」で苗を植える位置を決めた後、手植えする際のポイントなどをカメラに向かい丁寧に説明。その後、参加者全員で化学肥料などを削減した「つや姫エコ・チャレンジ米」の苗を手植えした。今後、10月には稲刈りが予定されている。

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