夏ネギ/高品質出荷目指す

営 農

 JA庄内たがわ長ねぎ部会は8月5日、三川町にあるJA集出荷場で夏ネギの目ぞろえ会を開いた。部会員約10人が参加し、高品質出荷に向けた出荷規格や出荷時の調整方法などを入念に確認した。
 同JA営農販売部の園芸特産指導員がサンプルを示しながら出荷時の調整方法を説明。収穫したものは直射日光が当たると曲がるため、日陰で調整作業を行い、必ず立てて置く他、鮮度維持のため取り置きせず速やかに出荷するよう呼び掛けた。
 2021年産の生育状況は、7月上旬の降雨とその後の高温・乾燥により一部の圃場で病害の発生が見受けられたが、部会員らの徹底した防除と排水対策により順調に推移している。今後は、高温多湿により病害虫の発生が懸念されるため引き続き予防防除に努めていく。
 21年産は、年間出荷量160㌧を目標に関東市場などへ向け出荷していく。夏ネギとしての出荷は9月下旬まで続く。

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