梨/剪定講習会を契機に次年度生産に意識統一

営 農

 JA庄内たがわ櫛引支所なし部会は12月6日、鶴岡市のJA櫛引支所で作況反省会と剪定講習会を開いた。
 JA営農販売部園芸特産指導員が作況や販売実績などを報告し、参加した部会員約20人は、2022年産に向け冬季の管理を確認した。春先の霜害・雹害を受けた圃場は着果数が減少傾向にあったものの、3月からの日照時間が多かったため被害の少ない圃場では平年並み以上の収量となった。また、夏季の一時的な長雨により一部の圃場で黒星病が発生したが、部会員の徹底防除により生育が回復した。
 講師を務めた県庄内総合支庁農業技術普及課の指導員は、古い枝を剪定し新しい枝で生産力を高める他、側枝間隔は35㌢を基準にして日照量を確保することが重要であると部会員らへアドバイスした。

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