月山ワインが「第15回フェミナリーズ世界ワイン・コンクール」にて金賞受賞

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 ワインの本場フランス・パリ、ボーヌに国内外から毎年約5000アイテムのワインが結集する「第15回フェミナリーズ世界ワインコンクール」でJA庄内たがわ月山ワイン山ぶどう研究所の「ソレイユ・ルバン ヤマソービニオン2018」が金賞を受賞した。2017年開催の第11回以来4年ぶり2度目の受賞であり、月山ワインの品質の高さを世界に示した。
 「ヤマソービニオン2018」は、鶴岡市の朝日地区のヤマブドウ「ヤマソービニオン」を100%使用した辛口の赤ワインだ。色調が紫色を帯びた深紅色で「ヤマソービニオン」の持つ芳醇な香りと野性味ある味わいが魅力である。
 フランスでも知名度が高いこのコンクールは、3月30日から4月8日にかけて開催。審査員の約600人が全員女性で、ソムリエや醸造家、シェフなど世界中の経験豊かな女性ワインプロが外観・香り・味わいの審査項目に従い、厳正なブラインド・テイスティング審査で評価した。日本からはワイン、リキュール、日本酒合計で312アイテム(そのうちワイン部門受賞28アイテム)が出品された。
 月山ワイン山ぶどう研究所の成澤健所長は「世界の女性ワイン専門家に認めてもらえて嬉しい。コロナ禍の状況であるが、これを契機に更に質の高いワインを作っていきたい」と話した。

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