適期の受粉作業で確かな結実を

営 農

 JA庄内たがわさくらんぼ部会は4月19日、鶴岡市羽黒・櫛引地区でサクランボの結実講習会を開いた。参加した部会員ら約40人は、人工受粉による結実対策の徹底や防除を含む栽培方法などを入念に確認した。
 県庄内総合支庁農業技術普及課では、2021年産のサクランボ「紅秀峰」の開花が20年産より3日早く「佐藤錦」は4日早い生育状況であり、満開は22日から24日頃と予想している。
 今後の受粉作業では、天候を見極めながら訪花昆虫の活動が弱まる低温時と満開期に人工受粉を徹底し開花のタイミングをそろえていく他、病害虫防除と霜被害対策、防風ネットの設置などで確かな結実を確保できるよう取り組むこととした。

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