孟宗の缶詰加工はじまる

生 活

 JA庄内たがわ農産加工技術研修施設で5月6日、春の味覚であるタケノコ「孟宗」「月山筍」などの缶詰加工が始まった。収穫が盛んな鶴岡市では、缶詰加工が例年人気を博している。
 2021年度から、圧力鍋1つ増設をし、缶詰加工の作業効率の向上と加工量の増加を狙っている。また、 コロナ禍の対応として、利用者は入口にある名簿に記入し順番待ちをし、搬入する人数を制限する他、体温計測を行うなど、施設内の人数調整を行った。
 利用者が家庭で孟宗を水煮にし、灰汁抜き処理したものを同加工所に持ち込み、缶に詰める。その後、同JA女性部員の中で調理技術などを指導する「JA生活シーダー」が缶に水を入れ消毒処理を行い、長期保存できるよう圧力鍋で仕上げし、翌日利用者へ返却する。
 加工開始の6日は約30人が利用し、273缶が作くられた。同加工所では6月下旬まで受け入れる予定だ。また、缶詰加工の利用料金は2号缶1個につき同JA女性部員は350円、員外は390円。4号缶は部員240円、員外280円(全て税込み)と手頃な価格に設定されている。

関連記事

sitelock

SiteLock