ブドウ/芽かきのポイントを学び生育そろえる

営 農

 JA庄内たがわ櫛引支所ぶどう部会が5月7日、鶴岡市櫛引地区でブドウの芽かき講習会を開いた。参加した部会員約30人は、新梢の生育をそろえ、樹勢を調節するための芽かき作業を確認した。この作業は、展葉期を迎える5月上旬に行われる。
 庄内総合支庁農業技術普及課の指導員が講師となり、ブドウ品種「デラウェア」「シャインマスカット」の芽かき作業方法を説明。「デラウェア」は生育時期に合わせ、不要な芽や副芽を除去し、新梢をそろえる他、土壌が乾燥しないよう適宜かん水を実施することが重要となる。「シャインマスカット」は芽座に2本新梢を残すことを目安にし、陰芽をかき取り伸長を促していく。また、開花期から満開期まで房の支梗を除去し整形する無核処理を徹底していく。同部会は今後、8月上旬の収穫期に向け、生育ステージに合わせた栽培管理の講習会を開く予定。

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