デラウェア/花粉の顕鏡で適期を見極める

営 農

 JA庄内たがわ櫛引支所ぶどう部会は5月17日、鶴岡市櫛引地区でブドウ「デラウェア」の花粉の顕鏡を実施した。部会員約30人が新梢を持ち寄り、県庄内総合支庁農業技術普及課の担当者とJA園芸特産指導員がジベレリン処理の適期を調査した。
 この日は、ブドウの無核化を目的とするジベレリン処理を行う際の適期を判定。検体となる新梢は、正確な判定を行うため、目安とする樹から部会員が毎年採取している。種枝の先端から2番目の新梢で、第1果房から下方に葉が3枚あるものを対象としている。2021年産の花粉形成は順調に推移しており、顕鏡の結果、22日頃には各園地でジベレリン処理を行っていく。JAでは、同地域の櫛引支所で21日まで検鏡を実施している。

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