山形大学農学部アグリサイエンスコースと共同授業を実施

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 JA庄内たがわは5月17日、山形大学農学部アグリサイエンスコースで、JA組織概要やJA庄内たがわの概要、同JAが2020年度に実施した組合員アンケート調査結果について説明を行った。この取り組みは、学生に地域の「食」と「農」への理解を深めてもらい視野を広げてもらうことを目的にしている。また、JAとして学生の感性や感想に触れ、新たな活動の糸口を見つけることが狙いだ。学生ら約20人が参加し、同JAの本間章浩総務部次長兼総務課長が講師となった。
 説明の内容としては①協同組合と株式会社との違いやJAの総合事業について②JA庄内たがわの概要として事業指針や組織概要について③組合員アンケート調査結果を踏まえた、組合員が抱えている課題の農業生産構造などについて話した。学生らの中には、実家が農業に携わっている人は少なく、学びを深めようと説明の内容を熱心にメモを取っていた。地域活性化や耕作放棄地、地産地消、販売流通などについて質問が出され、実施している内容を説明した。
 同JA女性部と山形大学農学部が連携し、学生たちに今後も食農体験を計画している。また、生産組織等への連携拡大も検討中である。

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