サクランボ/着色管理を学び高品質生産目指す

営 農

 JA庄内たがわさくらんぼ部会は6月3日、鶴岡市の羽黒、櫛引地域にある園地でサクランボの着色管理講習会を開いた。参加した部会員約30人は、果実の着色に重要な日光を確保するため、葉摘みや枝の誘引作業のポイントを入念に確認した。
 講師を務めた県庄内総合支庁農業技術普及課の担当職員によると、始めに枝吊りと誘引で枝同士や地面との間隔を空け日当たりを確保し、マメ葉や果実に接触している葉を摘んでいく他、収穫から約2週間前の着色始期に反射シートを設置するようアドバイスした。また、着果量が多い樹では、葉摘みと同時に修正摘果を行うこととした。
 同部会は今後、収穫まで肥大を促すかん水や病害虫防除を徹底し、高品質生産を目指していく。

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