長ネギ/早めの防除で病害虫被害のない生産へ

営 農

 JA庄内たがわ長ねぎ部会は8月25日、鶴岡市のJA藤島支所で栽培研修会を開き、長ネギの主要病害虫対策や薬剤使用のポイントについて学んだ。
 この日は、部会員約30人が参加。JA全農山形の担当職員が講師となり、長ネギで主に発生しやすい「軟腐病」や「ハモグリバエ」などに対する薬剤の使用方法を説明した。
 JA全農の担当職員によると、軟腐病は細菌病であるため、発生前の予防的な防除を基本とし、雨前散布の徹底が重要だという。また、薬害が起こりやすい銅剤を使用する場合にはカルシウム剤を加用するよう呼び掛けた。害虫防除については、栽培の定植時から粒剤や潅注剤などで防除に努めていくこととした。
 同部会では、9月下旬から始まる秋冬長ネギの収穫に向け、適切な薬剤使用で高品質に仕上げていく。

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