枝肉共励会で最優秀賞受賞/佐々木政右エ門さん

営 農

 鶴岡市櫛引地域で畜産業を営む佐々木政右エ門さんが8月20日に開かれた第52回「総称山形牛」枝肉共励会で最優秀賞を受賞した。
 同会は、東京食肉市場で行われ、JA庄内たがわ・JA庄内みどり・JAみちのく村山の黒毛和牛24頭が出品。枝肉の品質などを審査した。
 佐々木さんは、40年前に稲作と畜産を営む専業農家として就農。現在は一人で約50頭の黒毛和牛を飼育している。いかに牛へのストレスを軽減させ、高品質に育てられるかを一番に考える佐々木さんは、牛の爪切りや母牛の産暦などの記録、畜舎の配管・鉄骨の溶接まで全て一人でこなしている。
 佐々木さんは「心を込めて飼育してきた牛が高い評価を受けてとても嬉しく思う。大変なことも多いが、牛が好きだからこその面白みもある。これからも生まれてくる牛たちを大切に育てていきたい」と今後の抱負を語った。

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