オクラ/ネット詰め出荷前年比16%増・生産意欲向上につなげる

営 農

 JA庄内たがわオクラ部会は12月13日、鶴岡市羽黒地域で2021年産の作況反省会を開いた。播種時期に天候不順や低温が見受けられたものの、部会員らの早期防除や適切な栽培管理によりネット詰め出荷が前年比16%増となる約10㌧を記録した。
 同JA営農販売部の園芸特産指導員が作況や販売実績などを説明。7~8月上旬に高温で推移したことから生育は順調で、イボ果や曲がりなども少なかった。また、市場では品質面での評価も良く、高品質生産への意識向上につながった。
 部会員らは今後、圃場に溝を掘るなどして排水対策に努める他、取引先との連携を図り、更なる信頼関係の確保に取り組んで行く。
 また、21年産で品質面と出荷数量で高い実績を挙げた生産者を賞する優秀生産者表彰式も併せて行われた。受賞者は以下の通り(カッコ内は支所名)最優秀賞=丸山均(羽黒)優秀賞=齋藤直道(羽黒)、鈴木一功(羽黒)、岡部清司(羽黒)

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