枝豆/病害虫防除で品質を保つ

営 農

 JA庄内たがわ枝豆部会は7月16日、鶴岡市でエダマメの圃場7カ所を巡回し、梅雨明けの高温対策や防除方法について学んだ。同部会では、早生品種が15日から収穫を迎え、中晩生品種は開花期に入り、収穫最盛期に向け安定生産に尽力している。
 この日は、部会員をはじめ県庄内総合支庁農業技術普及課の担当職員と同JA営農販売部の園芸特産指導員ら約20人が参加。開花期以降の防除が正品率に影響することから、収穫期や開花後の病害虫防除を徹底していくことが品質維持のポイントだという。今後の高温・多湿による目玉症状やカメムシ類などの被害にも注意が必要としている。2021年産は、一部の圃場で病害が見受けられたが、葉色や莢付き状況は良好に推移している。
 同部会では、7月中下旬に発生しやすい害虫防除を徹底し、実入りの良いエダマメ生産に努めていく。早生品種の収穫は8月上旬まで続き、地場や関東市場に出荷される。

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