ワインの本場フランス・パリに国内外から毎年約５０００アイテムのワインが結集する「第１６回フェミナリーズ世界ワインコンクール」で月山ワイン山ぶどう研究所の白ワイン「ソレイユ・ルバン 甲州シュール・リー２０２０」「ソレイユ・ルバン ヴェルデレー２０１８」が金賞を受賞した。昨年開催の第１５回から引き続き３度目の受賞であり、月山ワインの品質の高さを世界に示した。
「甲州シュール・リー」は、鶴岡市の櫛引地域産の「甲州ブドウ」を１００％使用したフルーティーな香りときれのいい酸味が特徴だ。「ヴェルデレー」は同地域産の「ヴェルデレー（別名セイベル９１１０種）」を使用したグレープフルーツのような柑橘系の爽やかな味わいが魅力である。どちらもアルコール分１２％・辛口の白ワインだ。フランスでも知名度が高いこのコンクールは、４月６日から８日にかけて開催。審査員の約６００人が全員女性で、ソムリエや醸造家、シェフなど世界中の経験豊かな女性ワインプロが外観・香り・味わいの審査項目に従い、厳正なブラインド・テイスティング審査で評価した。日本からはワイン、リキュール、日本酒合計で４２９アイテムが出品。
月山ワイン山ぶどう研究所の成澤健所長は「今回も世界の女性ワイン専門家より金賞を頂き嬉しく思う。今後も楽しんで高品質なワインを造っていきたい」と話した。
お求めは、同研究所内売店、JA産直施設「んめ農マルシェ」、羽黒・のうきょう食品加工㈲直売所、Aコープふじしま店、庄内観光物産館まで。
ソレイユ・ルバン 甲州シュール・リー2020 2,200円（税込）
ソレイユ・ルバン ヴェルデレー2018 1,870円（税込）