庄内柿/女性の力で生産振興へつなげる

営 農

 JA庄内たがわ庄内柿生産組織連絡協議会は5月28日、鶴岡市羽黒地域で女性生産者向けの庄内柿摘蕾講習会を開いた。約40人が参加し、大玉生産に向け摘蕾作業のポイントを学んだ。女性目線での気づきやアイデアを活かして産地形成を進めていくことを目的に毎年開かれている。
 この日は、庄内柿アグリアドバイザー(熟練生産者)の齋藤裕志さんと同JA営農販売部の園芸特産指導員が摘蕾作業方法や今後の栽培管理などについて説明。肥大期に備え1結果枝1蕾を基本にし、肥大時に果実が接触しないよう蕾同士の間隔を空けて摘蕾を行うこととアドバイスした。また、摘蕾は5月下旬~6月初旬までに終え、園地が乾燥しないよう朝晩のかん水に努めるよう呼び掛けた。
 同協議会では、7月に女性生産者向けの摘果講習会を開く予定であり、L玉以上の生産を目指し栽培管理を徹底していく。

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