キクラゲ/適度な換気と散水で高品質生産を

営 農

 JA庄内たがわ営農販売部の園芸特産指導員と㈱森産業の担当者は7月30日、鶴岡市・庄内町・三川町でキクラゲの圃場巡回を行い、生産者と生育状況や今後の栽培管理のポイントを確認した。2021年産の生育は、生産者の適切な温度・湿度管理により、傘の成長も良好で順調に推移している。
 この日は、圃場6カ所を巡回。同担当者は「一部で酸欠が見受けられるのでハウスの窓を開けて換気し風の通りを良くする他、乾燥を防ぐためこまめな散水に努めること」とアドバイスした。
 収穫は適正時に行い、一度に株ごと収穫せず大きく成長したものから順次採取する。収穫後は、石突きを完全に除去し、表皮に付いた胞子やほこり、菌床屑などを水道水でよく洗い流し出荷していく。

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