枝豆/早めの対策で高品質を保つ

営 農

 JA庄内たがわ枝豆部会は6月16日~18日、鶴岡市と庄内町、三川町でエダマメの圃場を巡回し、梅雨時期に向けた排水対策や高温・乾燥時の対策などを学んだ。
 16日は鶴岡市藤島地域の圃場6カ所を巡回。県庄内総合支庁技術普及課の担当職員によると、持続的な好天により日中の高温が懸念されるため、かん水管理が重要だという。かん水は、生育障害が発生しないよう徐々に行い、水温上昇を避けるため夕方に実施する他、畝間かん水では、土嚢や板を置いて、水口付近の湿害を防ぐよう呼び掛けた。
 2021年産は、夜温低下の影響で生育が20年産より5日程度遅れているが、6月に入り気温が安定したため順調に推移している。早生品種は6月下旬~7月上旬に開花が予想され、収穫は8月上旬の予定を見込んでいる。同部会では今後、梅雨時期の降雨に備え、地表からの速やかな排水を行う明渠の施工に取り組んで行く。

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