和梨「豊水」/目ぞろえ会で生産意識高める

営 農

 JA庄内たがわ櫛引支所なし部会は9月11日、鶴岡市櫛引地域の選果場で和梨「豊水」の目ぞろえ会を開いた。参加した部会員約20人は、出荷規格や収穫・集荷時の留意点などを入念に確認し、出荷意欲を高めた。
 この日は、JA営農販売部の園芸特産指導員がサンプルを用いながら説明を行い、形状・熟度が良好で病害虫被害や外傷がなく、果実の色付きが適期なものを収穫・出荷するよう呼び掛けた。また、糖度は12度以上を原則とし、収穫初期は色付きや熟度を見極めて収穫する「すぐりもぎ」を励行することとした。
 2021年産は、春季の気象により大きく減収となっており、和梨全体で5㌔箱3200ケースの出荷を計画し、豊水は1300ケースを市場等に出荷していく。また、5月の雹害を受けた梨に対しては、「雹害和なし」として集荷・選果を行い、販売を行うこととした。
 JAは今後、10月初旬まで出荷を行っていく。

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