温室メロン/JA出荷規格を確認

営 農

 JA庄内たがわ温室メロン部会は8月5日、三川町にあるJA集出荷場で目ぞろえ会を開いた。部会員約10人が参加し、出荷規格や収穫時の調整方法などを確認した。2021年産の生育状況は、気温の上昇により高温障害が見受けられたが、ハウス内の換気をし、風通しを良くするなどの栽培管理で順調に進んでいる。また、糖度も十分に確保している。
 この日は、同JA営農販売部の園芸特産指導員が出荷規格を説明。色付きが良好であり、ネットの密度と盛り上がりが均一で基準糖度は14度以上であることなどが示された。また、収穫は果肉温度が上がらない朝に行い、日中に収穫したものは涼しい場所に置くなど果肉温度が下がってから箱詰めをするよう呼び掛けた。
 21年産は、出荷量16㌧を目標に地場や関東市場へ向けて9月中旬まで出荷していく。同部会では今後、8月下旬に品評会を開催する予定。

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