ストック/今後の栽培管理で草丈確保

営 農

 JA庄内たがわ営農販売部では、現在、管内である庄内町で7月下旬から播種した花き「ストック」の圃場巡回を行っている。県庄内総合支庁農業技術普及課の担当職員とJA営農販売部の園芸特産指導員が生産者のハウスを巡回し、9月下旬の初出荷に向け生育を入念に確認した。
 2021年産は、生産者78人が栽培面積約5㌶を作付け。JA園芸特産指導員によると、8月下旬~9月上旬の低温の影響で早めの花芽分化となり、低草丈での開花が懸念されるため、遮光や電照を使用し草丈を確保するよう指導していく。また、稲刈り時期と並行し栽培管理が疎かにならないようかん水や定期的な病害虫防除を呼び掛けていく。
 JAは今後、同月末まで巡回を行う他、出荷量125万本を目標に地場や関東市場へ向け来年4月まで出荷する予定。

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