農業経営管理支援システム導入し農業経営をサポート

営 農

 JA庄内たがわ営農販売部は6月9日、JA本所で農家組合員を対象にした「農業経営管理システム」の操作説明会を開いた。
 農業経営管理システムとは、農家の日常の農業会計記帳・仕分作業の負担軽減を目的に2021年1月から新たに導入されたもの。ウェブ上で、JAとの取引データを自動的で取込み、仕分けされ、会計システムへの入力作業を大幅に軽減できるようになっている。
 同説明会には、農家組合員ら約30人が参加。ソリマチ株式会社とJA山形中央会の担当者が講師となり、基本的な機能操作や運用上の留意点を説明した。個人農業だけではなく法人、さらに農協法が適用される農事組合法人にも対応しており、農業所得だけでなく、一般所得や不動産所得の3種類の青色申告決算書も作成できるという。また、留意点としてログアウト前の保存の徹底や設定されている勘定科目・補助科目を変更しないよう呼びかけた。
 組合員らは今後、同システムを詳細なデータ管理や経営分析などに利用していく。

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