庄内柿/秋の味覚、集荷続々

営 農

 JA庄内たがわの特産品である秋の味覚「庄内柿」の集荷が10月2日から行われている。鶴岡市にある同JA中部選果場には、艶やかな光沢のある早生柿が続々と集荷され、例年より早い賑わいを見せている。
 生育は、2020年産と同日で開花がスタートし、肥大傾向は平年並みからやや大となっている。着果数は春先の霜害・雹害の影響からやや少ない状況であり、着色については8月下旬~9月上旬の気温低下により良好に推移している。早生柿は、10月下旬に集荷のピークを迎え、その後主力品種となる「平核無(ひらたねなし)」が11月上旬頃にピークとなる見込みだ。
 新型コロナウイルスによる新しい生活様式により家庭内で食事をとる機会が増えたことから、量販店と協力し、消費地での各種応援キャンペーンやWEB販売等に努め、有利販売を進めていく方針だ。
 同JA出荷量2000㌧、販売高5億円を目標に、北海道や関東の市場へ向け出荷していく。13日には出発式を行う予定。

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