パプリカ/JAの出荷規格を確認

営 農

 三川町パプリカ生産者協議会は7月20日、三川町のJA青果物集出荷施設でパプリカの目ぞろえ会を開いた。生産者約20人が参加し、出荷に伴う厳密な選別基準や収穫方法などを入念に確認した。同協議会では、2021年産から大玉生産を期待できる品種に統一し、4~5月に定植して栽培を行っている。
 主に同町の生産者で構成する同協議会は、栽培指導や出荷などでJA庄内たがわと連携している。出荷時留意点としては病害虫被害や日焼けがなく、果形が整っているものを選別するよう呼び掛けた。収穫は、週に2~3回を目安として果温が低い早朝に収穫し、主枝と果柄のくびれ部分から切り取ることとした。
 同JA営農販売部園芸特産指導員によると、生産者の徹底した栽培管理により毎年大玉傾向で推移しており、取引市場からの引き合いが強いという。今後は、高温対策として換気によるハウス内の温度管理や適量のかん水を行っていく。
 21年産は、7月12日から出荷しており、地元や関東市場へ11月下旬まで続く予定。

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