椎茸/十分な菌床の休養で収量安定目指す

営 農

 JA庄内たがわ椎茸部会は12月6日、庄内町で全体研修会を開いた。参加した部会員ら約20人は、菌床シイタケの栽培方法の研修と冬季の栽培管理のポイントなどを確認した。
 この日は、同部会員のハウス視察を行い、種菌メーカーの担当者やJA営農販売部の園芸特産指導員と秋収穫後の菌床管理について研修。ハウス内の温度や湿度調節の他、十分な菌床の休養を取るなど発生管理の徹底が収量安定・高単価へつながることを学んだ。
 同行した種菌メーカー担当者は「一定期間で吸収する養分量や発生するキノコの量は決まっているため、秋から発生を重ねた菌床は20~23℃の定温で休養を確保し、湿度80%を保つよう適宜かん水に努めること」とアドバイスした。
 同部会では今後、関東圏の市場を中心に、年間出荷量120㌧を目標に出荷作業へ取り組んでいく。

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