葉牡丹/正月を彩る葉牡丹収穫始まる

営 農

 花き生産が盛んなJA庄内たがわ管内の庄内町では、正月飾りで人気の高い色鮮やかなハボタンの収穫が12月10日から行われている。2021年産の生育は、9月から11月の高温の影響により、草丈が上手く伸びない作型もあったものの、生産者らの遮光などによるハウス内の温度管理で順調に生育が進んでいる。
 10日、同町古関で約10年前からハボタンを作付けしている大瀧せつこさん(78)は、収穫を前に草丈の状態などを入念に確認していた。せつこさんは「草丈が真っ直ぐ伸びており、葉の色づきも良好」と品質に自信を見せている。
 同JA営農販売部の園芸特産指導員は、出荷時の調整作業を徹底するよう生産者らに呼び掛けており、同JAでは、30ケース(1ケース50本)を東京都にある大田市場に12月28日まで出荷していく。

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