ブドウ/房づくりのポイントを学び高品質生産へ

営 農

 JA庄内たがわぶどう部会は6月7日、鶴岡市櫛引地域でブドウの房づくり講習会を開いた。参加した部会員約50人は、房の形や大きさを整える花穂の整形方法や、新梢を摘心する際のポイントなどを学び、着粒安定や肥大促進へつなげていく。
 房づくりは花穂が伸び切り、開花始期を迎えた時期に実施される。講師を務めた県庄内総合支庁農業技術普及課の担当職員によると、大粒品種のブドウ「シャインマスカット」は花穂の先端を3.5㌢~4㌢残して切りそろえる他、強勢樹は開花時に先端を摘むことが重要だという。
 同部会は今後、8月上旬からの収穫期に向け引き続き摘心を行い、仕上げ摘粒前の予備摘粒や園地のかん水を徹底し大粒生産を目指していく。

関連記事

sitelock

SiteLock