庄内柿/女性の力で生産振興へ

営 農

 JA庄内たがわ庄内柿生産組織連絡協議会は7月12日、鶴岡市羽黒地域で女性生産者向けの庄内柿仕上げ摘果講習会を開いた。約20人が参加し、大玉生産に向けた摘果作業のポイントを学んだ。女性ならではの気づきやアイデアで産地形成を進めていくことを目的とし庄内柿生産振興を目指す。
 この日は、庄内柿アグリアドバイザー(熟練生産者)の齋藤裕志さんと同JA営農販売部の園芸特産指導員が摘果作業の時期や方法、夏季管理などについて詳しく説明。収穫期の果実をイメージしながら20~30葉に1果を目安にして摘果を行っていく他、奇形果や傷のついた果実は除き、なるべく大きい果実を残すよう実践を交えてアドバイスした。
 2021年産は、4月の霜害の影響で着蕾が平年よりやや少ないが果実長径は20年産より大きく、果実肥大が期待できる。同協議会では今後、夏季管理としてかん水や徒長枝管理を実施していく。

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