梨/収穫に向け栽培管理を学ぶ

営 農

 JA庄内たがわ櫛引支所なし部会は6月14日、鶴岡市櫛引地域で梨の栽培管理講習会を開いた。参加した部会員約20人は、摘果作業や新梢管理などの基本的な管理方法と5月下旬に同地域で発生した雹害による被害樹の今後の栽培管理についてポイントを学んだ。
 講師を務めた県庄内総合支庁農業技術普及課の担当職員は、着果状況を見定めながら摘果を行う他、着果量が不足している樹は、花芽分化・裂果発生が落ち着く8月上旬以降に整理するよう部会員らに呼び掛けた。また、樹勢の安定を図るため、新梢管理は2~3回に分けて行い、園地の日当たりを良くする枝の誘引も実施していくこととした。
 2021年産は、20年産より5日早く、4月25日に満開を迎え、出荷開始は8月下旬と予測されている。同部会では今後、かん水管理と病害虫防除を徹底し、収穫期までの品質を整えていく。

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