庄内町へ米の需給調整に関する要請書提出

営 農

 JA庄内たがわとJAあまるめ並びに各農政対策推進協議会は8月30日、コロナ禍による予期せぬ需要減等により、主食用米の民間在庫が適正水準を大幅に超過している中、持続可能な水田農業の維持・発展に向け、庄内町長へ米の需給調整に関する要請書を提出した。
 両JAの役職員らが同役場を訪問。政府備蓄米の運用改善等あらゆる政策を総動員した市場隔離の実施の他、倉庫の新設や低温倉庫の改修にかかる支援など、出来秋に向けた出口対策を強化・拡充することを国に対して強力に働きかけるよう要請した。
 要請書を受け取った富樫透町長は「農業は同町でも大事な産業なので惜しみなく支援をしていきたい」と話した。
 この行動は、山形県JAグループにおいて県下一斉に、県および各市町村に対する要請・請願を実施するとしており、今後同JAは、鶴岡市長と三川町長並びに市町議会議長への請願を実施していく。

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