オクラ/集荷体制をそろえ高単価を目指す

営 農

 JA庄内たがわオクラ部会は7月27日、鶴岡市羽黒町の同JA集出荷加工施設でオクラの目ぞろえ会を開き、参加した部会員約20人が出荷規格や天候に対応した栽培管理などを確認した。全国的な好天により単価の低下が見受けられるため、今後は市場の引き合いが強いA品Mサイズのネット詰め出荷を強化していく。
 この日は、JA営農販売部の園芸特産指導員がサンプルを示しながら選別基準を説明。ネット詰めは、形状・色沢共に良好なものを選別する他、ネット詰め後は風通しの良い場所に置き出荷直前に箱詰めするよう呼び掛けた。
 2021年産は、5月の低温により一部の圃場で播種が約10日遅れたが、6月に気温が安定し生育は回復。今後は、ゲリラ豪雨など急な天候の変化に備え、明きょを設置し排水対策を徹底していく。
 同JAは、取引先である地場や関東市場へ向け10月上旬まで出荷する予定。

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