エダマメ/品質重視し適切な調整作業を徹底

営 農

 JA庄内たがわ枝豆部会は7月28日、エダマメの本格的な収穫に向け、鶴岡市の同JA羽黒支所分析センターで目ぞろえ会を開いた。参加した部会員約30人は、出荷規格や受け入れ時の荷姿や調整方法などを確認。気温の変化で生育が進むため、収穫遅れがないよう品質を重視し、値決め販売を中心とした販売に努めていく。
 出荷規格は、実入りや品質・色沢が良好で1莢2粒以上の適熟なものとし、収穫したエダマメは3℃以下の氷水に30分程浸し、箱詰め後は予冷庫に入れ鮮度を保持することを確認した。また、食味向上のため初出荷時にサンプル200㌘を提出し食味計による検査を行うこととした。
 2021年産は、夜温の上昇や乾燥により開花のずれが見受けられているが、病害虫被害はなく品質は良好。同部会では、出荷量70㌧を目標に地場や関東・関西市場などへ9月上旬まで出荷する予定。

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