パプリカ/果実の肥大良好

営 農

 JA庄内たがわ管内のパプリカ生産者は7月7日、三川町で圃場巡回と栽培講習会を行った。参加した生産者約10人が生育状況や栽培管理のポイントを学んだ。2021年産の生育は着果や肥大状態も良好。今後、高温多湿により害虫被害が懸念されるため天敵昆虫の活用による防除を徹底し、高品質に仕上げていく。
 この日は、4月から6月に定植した圃場9カ所を巡回。県庄内総合支庁農業技術普及課の担当職員は「高温期の栽培管理では換気を第一優先とし、着色不良や生育障害防止のためハウス内の温度を日中は30℃以下、夜間は23℃以下にすること。また、かん水管理で土壌水分を一定に保つことが重要」とアドバイスした。
 21年産は、8月の需要最盛期に向けて7月12日から地場や関東市場に出荷していく。

関連記事

sitelock

SiteLock